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みやびハート＆ケアクリニックでは、この度新しい検査：心肺運動負荷検査（CPX）を始めました。

皆さんのなかには、心不全などの心臓病や、狭心症・心筋梗塞の治療後や不整脈、呼吸器疾患の慢性閉塞性肺疾患 COPD などと診断されて治療を行っており、日常生活は問題ないけれど、実際のところどこまで無理をしてよいのかわからない、などお困りの方はおりませんでしょうか。

私たち治療する側も、治療が成功した後に患者さまより『そのくらい運動しての良いですか?』と質問されることがあります。また、悪気なく『無理しないでくださいね』とお伝えしたのちに、無理はしているつもりはないのに、悪化してしまうことも経験し、その時は患者様より『先生、無理をしてすみませんでした。』などと言われることもあります。

心不全などは特に、無理の如何に関わらず、30%の方が再入院をすることが報告されております。そのため過度に萎縮をされてしまうことに、治療する側としてももどかしさを感じておりました。

そのような際には、みやびハート&ケアクリニックで実施可能となりました心肺運動負荷検査 CPX が有用です。

CPX 検査は運動負荷検査の一つで、心電図、血圧、呼気ガス(マスクをしてもらいます)を測定しながら、ペダルがだんだん重くなる自転車をこぐ運動を行って頂きます。心電図からは運動に対する心拍数応答、虚血性変化、不整脈など、血圧も運動に対する血圧応答、呼気ガスからは運動に対する酸素などの摂取量、換気量などを測定し、肺・心臓・筋肉を含めた予備能力を測定する検査で、体力測定です。この検査は 40 分間程度で実施可能で、客観的な心臓や肺の機能を評価することができますので、ご自身の限界を知ることができる検査です。医師が同席しながら安全に行う検査なのでどうぞ安心して検査を受けてください。

当院では CPX の専門医である木田医師が検査結果の判定を行ってくれます。

当院の医療機器のご紹介　https://miyabi-heart.jp/clinic.html